そもそも、「気になる子はいないの？」という話に乗らなければ良かった。
バイト先の話の坂道は急すぎる。すぐに話の雪だるまが大きくなる。
１２月末
責任者「気になる子はいないの？」
私「まぁ・・・」
責任者「今度いつ会うのよ」
私（そういや1/16にゆかりんライブあるから口実にしてしまえ）「1/16です」
責任者「それは間空きすぎだよ。初詣を誘え！今すぐに！」
これがめんどくさいウソ恋話の始まりに・・・
私「1/1はなんかバイトだそうです」
責任者「でも16では遅いよ。その手前に１回誘え！はいメール！書いてあげようか？」
私「いいですいいです」
私「1/6にしました。映画見てきます」
責任者「そうかそうか。じゃあプラン考える」
私「・・・」
責任者「ここで辛いものを食べさせて「汗かいたね、シャワーでも浴びない？」でホテルだ！」
同僚「ちょwww早すぎるっすよwww」
責任者「オレはこの手で２人いけた」
彼女つき同僚「じゃあこうだ。映画→ゲーセン→飯だな」
私「それいいっすね」
責任者「あ、プリクラよろしく！写真見ないと攻略法も何もないからな」
彼女(ry「そうだな、期待してるよ」
1/6
映画を友達と見に行く。マクロスFは最高に面白かった。
異性の友達だが、通称「平和な先輩」なのでなんのフラグも勃たない。
手もつなげない。当たり前である。門限を守る私紳士ｗｗｗ
あ、ちなみに責任者と彼女つき(ryからメールはきまくってた。めんどくさ。
1/7
私「いやー無理でしたよ、斯く斯く云々」
責任者「そうか、でも１６日も行くんだろ。」
私（ゲッ、16日のシフトが空いている・・・断ったら入れられてしまう）「・・・はい」
責任者「どこ行くの？」
私「えっと横浜にしようかと」（本当は"新"がつくし、相手も違う女の子だけどな）
責任者「よし、プラン考えるぞ」
責任者「たしかコスモワールドに恐怖スポットがあるからそこで手をつなげ！」
責任者「中華街→徒歩でいろいろ行きつつみなとみらい→シーバスで帰る。これいける」
責任者「じゃあ実況よろしく」
ここまででよかったこと
・いろんな人の恋愛体験を聞けた
・いろんな人の恋愛哲学・攻略法を聞けた
よくないこと
・こんどは場所詐称もしている
・責任者の理論が肉食系女子向けにしか出来ていない
・私自身がウソが下手
・もうウソとはいえない
・つーかデートよりも勉強したい
責任者「頭の中１６日のことばっかりだろ」
私「そうですね」（まぁあながち間違ってはいないけどね）
責任者「そういや相手の門限７時なら、６時からシフト入れよ」
私「いや、勘弁してくださいよ〜」（その時間が本番だよ）
さて、横浜のウソを作るべく検索しますか
